原材料は土と藁。
まざりもの、なし。ホントに、それだけ。
機械を使わずに、人力でつくる。
人力とは、とにかく踏むことと叩くこと。
こんなにシンプルな動作はない。
さあ、なーんだ。
何を作っているのでしょうか。
こたえ。土俵。
昨日から、大相撲の五月場所が始まった。
ゴールデンウィークが明けてすぐの3日間、
呼出しさんたちが、総勢で作る。
土を盛って、踏んで踏んで、木の道具で叩いて叩いて。
藁の俵に土を詰めて、サークル状に埋め込む。
あれを、毎場所ごとに作っては壊しているのかと思うと、
何だか気が遠くなりそうだ。
その向こう側には、土俵にする藁の俵を編む人がいる。
米を作って、天日干しして藁にする農家さんがいる。
まじりもののない、完璧な砂を用意する人がいる。
クワを、毎年焼き直しする鍛冶屋さんがいる。
ああ、すごい。
私はいまだ、興奮冷めやらずの状態で、
土俵を叩く、ペッタン、ペッタンという音が耳の奥に残ったままで、
祭りの只中にいる気分。
昨日の大相撲中継では、力士の足元ばかりに目がいった。
土俵際で踏ん張っていると、大丈夫だろうか、と土俵のことが気になる。
呼出しさんたちの姿ばっかり、追ってしまう。
私の、大相撲の楽しみ方。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-33348123"
hx-vals='{"url":"https:\/\/abenaomi2020.exblog.jp\/33348123\/","__csrf_value":"0b0644ea7a31d65163d212473721cb9488ec50d0d7f679b92d387a5de464dbba922fd858815052389448cacefb3db5f1288fd2037fb24e08fa876bcbeee022d5"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">