夜、夕飯の後で服にアイロンをかけていたら、
サトルくんが、「あれ? 明日はお出かけですか?」と聞く。
はあ? まじまじとサトルくんの顔を見て、
何、とぼけてんのよ、と目で訴えるが、本人はにこにこしている。
はて??(・・・・と、朝ドラ風に)
「だって、明日取材じゃん」
「えー、うそだろ。あさってだよー」
「いやいや、明日、名古屋へ行くんだよ」
「えーーーーーー!」
その日、でかけたついでに、サトル君が新幹線のチケットをとり、
手土産の菓子も買ってきてくれたのだった。
そのチケットは、一日違い。
予約しておいたホテルも、一日違い。
そっから、ホテルを取り直し、
旅の準備をするふたり。
まじであぶなかった。
サトルくんが、翌日あいていたことが何よりだった。
ここまでのぼけぼけは、初めてだ。
これも、最近のこと。
姪っ子(小学校の高学年)の誕生日&クリスマスプレゼント選びは、
いつも難航する。今の子(というか、姪っ子の)好みがいまひとつわからない。
姪っ子の母(義理の妹)と話していて、
「最近F(姪っ子)は、前に直美さんからもらった日記帳に、毎日ちょこちょこ、いろいろ書いているみたい」
と言われて、よかったーと思った。
そうしたら、「そのノート、実はもっと前にも直美さんからプレゼントされたことがあって、
2冊ある」と言われた。
なんと。
同じのを選んでいたんだ。
ただ、私にはそのノートがどんなものだったのか、全く記憶がない。
だからヘタをすると、3冊目もありえる。
なーんてことがあって、
この前また、姪っ子の誕生日がやってきた。
クリスマスの時にはロフト内を歩き回ったのだが、
今回は、近所の雑貨屋さんで。
こまごましたもの(小物入れとか文房具とか)のひとつに、
動物の刺繍のあるハンカチを加えた。
プレゼントは、春休み中で帰省していた娘が姪っ子に渡しに行ってくれた。
帰るなり、「おかーさん、やばいよ」と。
「あのハンカチ、去年もあげてたよー」
全く記憶にございません。
ハンカチを手にとった時、
「あれ? 前にもこんなことが・・・・これってもしやデジャヴってやつ・・・?」
みたいな気持ちにさえ、ならなかった。
まっさらな気持ちで、「これ、かわいいな」と決めたのだった。
わたしって、
好きなものがはっきりしている、ということを改めて思った。
あれだけモノがたくさんあっても、
同じものを選んじゃうんだなあ、とちょっと感心してしまう。
記憶がとぶのは怖いので、
日々の仕事にまつわることは、メモ、メモ、である。

こちらは、「翼の王国」の4月号。
この前飛行機の中で、「翼の王国ください」と大きな声でCAさんにお願い。
みなさまも、ぜひ。
「おべんとうの時間」は、大分・別府で喫茶店「ムムム」をやっている
ヒロセさんに登場いただいておりますよ。

こちらは、「旅の手帖」(交通新聞社刊)の5月号。
「喫茶店のあるじ」は、連載13回目、
三重県・南伊勢町のグリーングリーンさん。
店主の中島さん夫婦とは、もう何年も前からの知り合いです。
連載をスタートした時、いつか中島さんに登場いただこう、と決めていてやっと実現!の回。
中島さんは、「五ケ所湾ふるさとの会」というのを40年も前に立ち上げて、
当時はまだ珍しかったみかんの木のオーナー制度を始めた人。
毎年、みかんを収穫に来る全国のひとたちと、交流をしてきた。
ぜひ、書店で手に取ってくださいませ。
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