「お弁当甲子園」の表彰式が行われた、日曜日。
朝からバタバタの阿部家。
早めに最寄りの大船駅に行って、
ゆっくりコーヒーでも飲みながら、サンドイッチでもつまんで、
最後のおさらい(講評でしゃべる予定なので)でもしましょうか、とサトル君と予定していた。
「9時過ぎに家を出るよ」「オッケイ」というわけで、
準備万端、さあ出ようか、とオットを見ると、
まだパジャマ姿で、ひとりひとりの作品と向き合っている・・・・・・。
マイペースさとる。
そこから、彼は全速力で(たぶん)準備をし、
しびれを切らした私は、2人分の自転車を進行方向に向けて、
まだ来ないので、自転車にまたがって待つこと・・・・・数分。
やっと玄関から出てきたぜ、と思ったら、すーっと戻っていき、
なんとまあ、靴クリームを出してきて、
わざわざ太陽の下で、お出かけ靴に塗り始めたではありませんか!
自転車にまたがる私は、目がテン。
まあ、よしとしましょう。
駅で走る羽目になったけれど、
コーヒーとサンドイッチの時間もとれたので、オッケイ。
そして、学園祭で賑わう鎌倉女子大で、
「お弁当甲子園」の授賞式が無事に行われました。
なんと、今年の応募総数は9651作品。
そのなかで、最優秀賞、特別審査員賞、優秀賞、入選の
17名の高校生が授賞式に参加してくれた。
文字通り、北海道から沖縄まで。(すごい!)
お弁当の写真とコメントを見ながら、
どんな生徒さんなのかなあ、と想像しながら審査をしてきたので、
実際に会える喜びは、本当に大きい。
授賞式の様子と、作品は、こちらから。
https://www.kamakura-u.ac.jp/sys/news/2022/11/11-2.html
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/9310
授賞式では、サトルさんが入賞者全員にインタビューをする、という時間が用意されていた。
本人の力の入りかたは、朝のバタバタのとおりで、
前の日には、作品を肌身離さず持ち歩き(!)、お弁当を見ながら、
どんな子なのかなあ、とか、マカロニをぴーぴー吹いた時のことをいろいろ聞かなきゃ、とか、
鮎はどんな食べ方が一番好きなのかな、とか、自治会長さんのために弁当作ったなんて面白いよ、
それで、自治会長さんってどんな人だったんだろう、などなど、
想像を膨らませていた。
その気合がちょっとした暴走を生み、突っ走る。
まあひと言で言うと、周りをヒヤヒヤさせながら、時間オーバー。
時間のことが、ふっとんでしまったようでござった。
質問責めに一生懸命こたえてくれた高校生のみなさん、
ありがとう!
とても楽しい時間でした!
サトルさんは、帰りの電車でしゅん、としておりました。
でも、本当にいい時間を過ごせて嬉しかった。