ぶよに刺されて、パンパンに腫れたワタクシの足。
誰もそんなものに興味はないでしょうが、どうでもよい報告を。
くるぶしが現れ、
足の甲の部分の血管が浮き出て見え、
小豆を13個ひっつけているみたいだった足首の痕も、
若干控えめになってきた。
もう痒くない。
先月は、サトル君が取材で地方へ行った。
朝早く、畑に入るという。
私の悲惨なブヨ事件を目の当たりにしているので、
長靴を持って行った。
「そんなに草ぼーぼーじゃないし、大丈夫ですよ」
と、事前にディレクターさんに言われたらしいが、
「いや、朝露もあるからね」と、答えたらしい。
長ズボンと長靴。足元が肝心だ。
取材から帰ってきて、
「他のメンバーは、長いズボンを穿いてたけど、足元は普通の靴だった。
夏だから、ちょと丈が短めズボンで、
靴下も短いもんだから、隙間ができるんだよね。
あとで、痒い痒いって言ってた」
ああ、なんて可哀そうなことを。
でも東京に暮らしていると、やっぱりブヨやアブやそのほかの虫のことは、
いまひとつ実感できないので仕方ない。
サトル君は、ひとつも刺されなかったそうだ。
そして、こんなことを言った。
「おれさー、なあちを見てたから気をつけたけど、
そうじゃなかったら、短パン穿いてたと思うよ」
短パン・・・・・。畑で!
いかにも、だ。
隙あらば、短パンを穿きたい人。
去年、茨城のうるし掻き職人、玉江さんを取材した時だって、
短パンを穿いていた。
漆の木ばっかり生えている林で、だ。
ねえ、いくらなんでも短パンじゃないでしょ、と注意すると、
「ちゃんと、持って来てるんだよ」と言って、途中で長ズボンに穿き替えた。
ちなみに私は、長そで長ズボン。首にはタオルを巻く。
私には15年前の奥出雲での教訓があるから、
結構、虫には気をつけているのだ。
それなのに、いつも刺されて大変なのは私で、
サトル君は、無傷なのよね。

カサブランカが咲いた!
新潟の豪雪地、津南町の球根を植えたもの。
今頃、津南のユリ農家の大口さんのところも大忙しだろうなあ。
昨日が結婚24周年でした。
私たちの結婚式は、確かフランス語で「ユリの咲く丘」みたいな名前のレストランで。
その日の朝、ずっと降り続いていた雨が止んで、「梅雨明け」の日と重なった。
今のこの猛暑だったら、きびしかっただろうなあ、となんだか懐かしい。