この1週間というもの、ご飯を食べる時がキョーフの時間だ。
お腹は空いて、ぐうぐう鳴っている。
マーボナス、ああ美味しそうだ、と思って口の中に入れて少しすると、
うひー、となる。
やっぱりダメだった。
歯が痛い。
たぶん、歯の根っこのほうの神経がびんびんと張り詰めている。
歯医者に行ったら、「親知らず」が原因ではないかと言われ、
抗生物質を出してもらった。
細菌が悪さをしているらしい。
歯の痛みほど、嫌なものはない。
食事のたび、すごい形相で硬直して、
ずきんずきん暴れるやつが鎮まるのを待つ私を見なきゃいけないサトル君もかわいそうだ。
哀れに思って、柔らかいものをいろいろ買ってきてくれる。
昨晩ははんぺんが登場した。
おでん以外では買うことのないはんぺん。
焼いて、ネギやかつおぶし、生姜と一緒に食べた。
冷ややっこも、こんな時の強い味方。
大根ときゅうりの醤油漬けをバリバリと食べるサトル君が、まぶしい。
私にはそんな大胆なことはできない。
かぼちゃのポタージュが、しみる。
(この場合のしみるは、歯にしみた後、心にしみた。つまり美味しかった)
やっとピークは越えたようだ。
ブログを書こうか、という気持ちになれたことがその証?
朝、グラノーラを普通に食べられる日はいつ来るのかしらん。