丹波篠山

「丹波篠山」書籍が、ついに書店に並びます。
嬉しい。
著者の1人として、旅をして紀行文を寄せました。
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私が訪ねた先は、丹波市で有機栽培のお茶を作っている「徳寿園」さん。
「黒さや」という幻の小豆を栽培している柳田さん。
山に囲まれたのどかな田園の場所で、「台湾風の粽(ちまき)」を作って販売しているおくも丹波黒豆肉粽さん。
家族で農園を営んでいる「婦木さん」。
ちなみに、6年前にも同じ地域を旅していて、その時に柳田さん&婦木さん家族にはお会いしている。
今回は久しぶりの再会の旅でもあり、特に婦木さん家族は、農業を継いでいる息子さんたちがたくましく我が道を切り拓いていて、感激ひとしお。
本屋で見つけたら、ぜひ手に取って読んでみてくださいませ。

ちなみに、同時発売のガイドブックもあります。
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こちらは、雑誌サイズ。

自由に書ける紀行文というのは、なんて楽しいのだろう。
今回は「京阪神エルマガジン社」発行というわけで、旅の仲間は大阪人!
カメラマン、ライター、編集、私がひとつの車に乗って、あちこちを巡る、という旅だった。
なんというか、やっぱりノリがちょっと違うんだなあ。
関西人の明るさ、というとコテコテをイメージしがちだけれどそれとも違う。
周りを楽しませたい、ちょっと笑わせたい、というサービス精神と気遣いがあるのですね、どこへ行っても。
旅の間じゅう、笑いあった。
そもそも、あの言葉がいい。
ネイティブになりたい。

取材先が、みなさん美味しい物を作っている方々で、行く先々でメンバーみんながおみやげをいただいたり、商品を購入したりするもんだから、ライターの村田さんの車の中はすごいことになってしまった!
季節真っ最中だった黒豆の枝豆、婦木家の長男が作った(今年のチーズコンテストで優勝!)チーズ各種、ムベの実、黒さや小豆、羊羹、おもしろい形のかぼちゃ、赤ちゃん番茶や太陽のお茶、肉粽・・・・・・・などなど。
道の駅に寄った時には、大阪人は婦木さんちの平飼い卵、はたまた山の芋なんかの農産物にまで手を伸ばし、
車内にぎゅうぎゅうに詰め込まれて、幸せな匂いが立ち込めて、それはもうステキだった。

春の丹波篠山も、美しいでしょう。
旅から帰って来た日に、もう恋しくなった丹波篠山。
いつか、また。
皆さん、ありがとうございました。







by naomiabe2020 | 2022-04-14 17:50 | ライターの仕事 | Comments(0)

フリーライター阿部直美のブログ。カメラマンの夫とともに、「お弁当」を追いかけて日本全国を旅しています。日々のちょっとしたことを綴るブログです。


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