茨城で撮影のあった日、
サトル君が抱えて帰ってきたもの。
白菜2玉!(・・・と、藁入りの納豆!)
彼は、ずっとこれを求めていたのだ。
近所のスーパーでは、白菜といえば8つ切りサイズばかりだから。
実は1週間ほど前にふたりで取材に行く時、
電車の中でサトル君に、こんなことを言われた。
「ねえ、なあち。帰りに寄りたいところがあるんだ。
前に行った八百屋で、白菜を見たいと思ってさ。
2玉買ったら、なあちが1玉持ってくれる?」
げげっ、と思った。
せっかく取材で街に出てきたっていうのに、
普段は、近所のスーパーをうろうろするくらいの日常だっていうのに、
白菜を抱えて、街から電車で帰るのかい?
私は本屋に寄りたい。洋服、雑貨もちらっと見たい。
なにか、お菓子でも買って帰りたい。
白菜は、勘弁。
取材の後、「あたしさ、ららぽーと見たいから別行動でいい?」
と、逃げた。
「うん、わかった」と答えたサトル君の背中が、
なんだかちょっと・・・・・
というわけで、私も気になっていたのでよかった。
茨城の道の駅で買った白菜は、みずみずしかった。

樽はもう、数日前から玄関先にスタンバイしてあった。
年末に群馬に帰省した時に、「とうがらし」をゲット。
昆布を細く切って、ゆずの皮を切って、
「今回は失敗したくないから、なあちが塩をよろしく」とお声がかかった。
実は去年の12月に、サトル君は一回目を漬けたのだけれど、
デパートの野菜売り場で買った(デパートですよ!)小ぶりの白菜で、
しかも、4つ切りになっているものだった。
水分が出ちゃってたよね、と後で反省。
しかも、日に干しすぎて干からびて、塩も足りなかった。
リベンジなるか。
我が母直伝の、塩振りを披露する。
でも、不安だ。しょっぱいのは嫌だと思うと、つい手加減してしまう。
母は、ぬか漬けと白菜漬けはすごく上手で、
マネしたいと思うのだけれど、実際に見るとものすごく大雑把でびっくりする。
どかどかと蜜柑の皮を入れているのだが、
この蜜柑の皮がすごい。
皮をむいて食べ終わったら、ぽいっとテラスにあるザルの上に投げておく。
乾燥させるためだ。
たまに口から出した薄皮なんかも混ざって、ぽいしてあるから、うわあっとなる。
その、むいたまんまの大きな蜜柑の皮を、ばさっと白菜漬けに投入。
農薬などについて、母は気にしない。
さて、サトル君の白菜漬け、どうなるでしょう。
寒い毎日は嫌だけれど、
冷えるほど、熟成しそう。
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