夜、テレビ電話の向こうで、娘が「ひとり鍋」を満喫している。
あちらは朝晩けっこう冷え込むようで、すでにストーブの出番らしい。
それにしても、がっつり系だ。
「ねえ、その前も鍋だったよね」と言えば、
「だって、おいしいんだもん」
「野菜がいっぱいとれるし」
豚のひき肉を炒めてから、白菜やエノキ、しめじなどを入れて味付けした、
「坦々風」だそうで、私が送った石垣島のペンギンラー油を隠し味に。
これを、どんぶりに入れて食べているので、
おもわず、「ごっつぁんです」と言ってしまう。
ちゃんこをかっこむ、お相撲さんを思わせる食べっぷり。
いいんじゃないのー。
ご飯は失敗したらしい。
「お米といだ後、水入れるの忘れて炊いちゃったよ」
なんでそれを忘れるのか、母にとっては謎だ。
「炊けてないから、水を足してもう一度炊いたんだけど、
おいしくないんだよねー」と言いながらも、ちゃんと食べている。
「またやっちゃったよ」ということで、2度目の失敗だそうだ。
一緒に食べたいな、と思う。
どうでもいい話を、いつまでもしていたいな。
ふっと寂しい気持ちになったら、仕事をするに限る。
または、歩く。
気持ちのいい季節になったから、ウォーキング再開。


漆の木は、芸術的!
りんごの季節が始まった。
「シナノスイート、新世界、秋映」
毎日、ご飯の後のりんごがお楽しみ。