書籍「東京商店夫婦」は、大詰めを迎えている。
阿部了、本日は凸版印刷へ。
私がその場にいても、全くの役立たず(というか、実際よくわからない)のだが、
同席させてもらえるだけで、嬉しいのだ。
なんだかもう、わくわくする。
凸版のプリンティングディレクター 十文字さんは、
「おべんとうの時間」シリーズでもお世話になっている。
「今回、本の印刷は凸版印刷さんに決まりました」と、交通新聞社の担当者から報告を受け、
さらに「十文字さんが担当してくださいます」と聞いた時には、
サトルさんも私も、良かったー!と、ガッツポーズ。
通常は、印刷の日に現場に立ち会うことになるのだが、
今はコロナ禍で、印刷所には立ち入りできないことになっているとのこと。
印刷の前段階での、打ち合わせとなった。
十文字さんとサトルのやりとりを聞きながら、
色彩をみる、とはなんとまあ、雲をつかむような
得たいの知れない作業なのだろう、と思う。
「ひじきを、もうちょっとほわっと」みたいな会話。
いひひ、と思わず、にやけてしまう。
商店のお惣菜のひじきの煮物の写真について、
ひじきの質感を出すためにどうのこうのという話を真剣にしている。
この部分をもっと赤く、とか、
何段階色を落とす、とか、
そんな会話をしながら、赤いえんぴつでいろいろ書き込んでいる十文字さん。
私は、後ろの方からのぞき込みながら、
この二人が見えているものと、私の目に映るものが違うらしいことが、
面白くてたまらない。
今回、表紙のデザインがすごく変わっているのだけれど、
どのように個性的なのか、私にもサトルにもまだいまひとつわかっていない。
表紙の紙が、すごく特殊らしく、
「それで印刷すると、どうなるでしょうねー」と、十文字さんも言うほど。
「東京商店夫婦」のイメージで、寄藤さんがデザインしてくださったのだが、
花柄模様で、写真のカバーを折りこむかたちで、
ペラペラの紙から透けてみえる感じで・・・・・という表紙は、
いまだに実物を見ていないため想像の域。
でも、だからこそ、楽しみでたまらない。

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