朝、意識がこっち側にきた時、(目が覚めた時ってこと)
あちゃー、私ったらまた深い底にいるよーと思う。
もっと言えば、深い深い底に沈む、球体の状態。
そこから、足! 手! と意識をして(指令を出して)、
自分の足と手がにょきにょきっと生えてきて、(感覚がもどり)
ようやく人間の体になってから、深い奥底から這い上がってきて、
実際に、ベッドの中でもぞもぞっと体を動かす。
よっこらしょ、と起き上がるのは、そこからさらに10分以上たってから。
更年期の症状だ、と考えている。
寝起きは特に、手足がしびれて感覚がない。
極端に血行が悪いせいもある。
肩こり、首凝りがひどすぎるし、机でパソコンに向かって過ごしているせいで、
目も使いすぎ。(職業柄、仕方ない)
でもこの前、婦人科で検査の結果を教えてもらい、
正々堂々「更年期」と言えるホルモンの数値をゲットした。
これまで何度か検査したのだけれど、やっとこのたびお墨付きをもらったかたちだ。
そうなると、しょうがないよね、と自分でも思えるので気持ちが楽になったのだ。
婦人科の先生(男性)に症状を訴える時、
まさか「朝から球体になっていて・・・」とは言えなかった。
そういうのがわかるのは、女友達だ。
GW、本当だったら田舎の友達と会って、みんなでわいわいおしゃべりして、
そんな時には更年期話題で盛り上がれるのに、去年も今年もそれができない。
仕方なく、電話で久しぶりに喋ると、
「うんうん、わかるわかる」と言ってもらえる。
「私なんかさ、体が急にぴりぴり、ちくちく痛むから、帯状疱疹かと思ったら違った」
と友人が言う。
わかるのだ。私も急にぴりぴりすることがある。
「夜中、急に胸騒ぎがしてさー、それが何とも言葉にできないいやーな感じでさー」
と言うと、友人が「そうそう、私も同じー」と返してくれる。
日々、何が起こるのかわからない。
はらはら、どきどき。
更年期は、脳が誤作動を起こしてしまう、というのを知ったが、
本当に、誤作動、と言うのが当たっているような体の変動だ。
ずーっと続くわけでもなく、嫌だなーと思っていると、すーっと去っていく。
頭痛だけは本当に勘弁してほしいのだけど、
誤作動をしちゃう自分の体は、なんだかなあ、といじらしい感じもするし労わらねばとも思う。
そんなわけで、今週は「ヨガ」を再開。
ずっとさぼっていたのだけれど、やってみると、頭がすっきりして爽快じゃないか。


かれこれ、20年は前に購入。
番場先生の「ふかーく吸ってえ」の声が心地よく、
おしゃれな今どきのヨガとはほど遠い、この昔のNHKの雰囲気!
私がヨガをやり始めると、必ずサトル君が隣にきてやり始める。
ひとりじゃ、絶対にやらないのに・・・・。