ANA機内誌「翼の王国」が4月号から、大幅にリニューアル。

表紙は、絵から写真へ。
この写真ではわかりずらいのですが、これまでのサイズA4版からA5判に。
(単行本サイズよりちょっとだけ大きめ)


「おべんとうの時間」は、第169回からのスタートとなります。
あれ、と思われた方もいるはず。
縦じゃなく、横に言葉が並んでいます。
写真の組み方も逆になりました。
今号から、タブレットやスマホで「翼の王国」が見られるようになったのが大きな特徴で、
スマホ画面が、そのまま紙面になっている。
ANAアプリを使ってください。
リニューアル、つまり新しい出発ということで、
花火師の小幡さんに登場いただいた4月号。
花火です。
コロナ禍でどんよりした空気が広がっている今、ドカーンと打ち上げた花火が見たい!
そんな気持ちも込めて。
実は、私にとっては特別な花火師さんだ。
エッセイ(おべんとうの時間がきらいだった)を読んでくださった方は、
私が子供時代、地元のお盆のお祭りをどんな思いで過ごしたかを
わかってくださっていると思う。
そうなのです。
その故郷の祭りの花火をあげているのが、群馬県内では老舗の花火店「菊屋小幡花火店」です。
おべんとうの取材先を探す時、職業から入る場合も多く、
花火師は、ずっと気になっていた職業だった。
心の中ではいつも、私がよく知るあの花火を上げている人たちに声をかけたい、と思っていた。
ただ、故郷の祭りに対して複雑な思いを抱えていたこともあって踏ん切りもつかず、ずっと保留中。
昨年エッセイを上梓したことで、なんだか途端に肩の力が抜けて、
取材依頼の電話ができたという次第。
小幡さんのお父様、そして今回登場いただいた知明さん本人があげた花火を、
私はずっと見てきた。
一番最初の記憶は、家の屋根の上に寝ころびながら見た花火。
それは頭の上でばーんと花開いたら、バリバリと音を立て落ちてくるので、
花火が降ってくる~! と怖かった。
そのあと小学生、中学生、高校生まではずっと、争いごとばかりのお盆が嫌で、
花火さえも憎々しい気分で眺めていた。
結婚してからは、サトル君と並んで。
「こんなに近くで花火が見られるなんて最高だよね」と、言い合いながら。
娘が加わり、お盆の祭りは楽しい行事になった。
小幡さんの上げる花火は、私にとっては特別だ。
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