阿部家のおべんとう

10月末に発行の雑誌「rice]に、「阿部家のおべんとう」を寄稿しました。
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https://www.rice.press/magazine/
インディーズ系、というくくりの雑誌だそうです。

我が家は、娘が高校生になってから毎朝の弁当づくりがスタート。
かれこれ、2年半になる。
昨今は、弁当をスマホで撮影している人が多いのだけれど、
私は、ほとんど撮影することもなかった。
なぜなら、変わり映えしない弁当だからだ。
前の晩のおかずを、いかに利用できるか、が重要課題である。
それゆえ、鍋とか煮魚をするときは、弁当のことを考えなくていい金、土曜日にするとか、
そんなことすっかり忘れて、煮魚や刺身にしちゃったら、
近所のお肉屋さんのコロッケを1つ買っておいて入れるとか、
なんとか、かんとか続けてきた。

みなさんの「おべんとう」の時間におじゃまするたび、
ああ、すごいなあ、と感嘆してしまう。
日々をちゃんと回していなければ、弁当を作り続けることは難しい。
サラメシに時々登場するような、料理上手な人は特別だと思う。
毎日続けるって、そりゃ大変だもの。
だからこそ、工夫している人も、冷凍食品の人も、おかずが少ない人も、
みんな同志に思える。

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今回は、うちにとって、「今」を記録する貴重な体験だった気がする。
声をかけていただいて、嬉しかった。
雑誌まるごと「弁当」の特集なので、面白いです。
ぜひ、書店で見つけたらぱらぱらっとめくってみて下さいませ。
ネットで購入できます。





Commented by フレベル at 2020-11-13 09:49 x
雑誌が届いてから時間がたってしまいました。記事毎に異なる編集で、文字の大きさも異なりますね。
おべんとうの中身を競うのではなく、生活が描かれ、おべんとうの写真を撮ってこなかった理由にも納得しました。特別豪華でなくとも価値あるものなのだということを確認できた思いがします。
それと、娘さんの写真が大きく載せられています。娘さん自身もまっすぐ前を向いている、食べている人として載せていることからご家族の関係が写真でもわかってほのぼのします。
Commented by Abenaomi2020 at 2020-11-13 15:07
> フレベルさん
雑誌を見て下さったのですね。ありがとうございます。自分で作る弁当が大写しになるというのは、実際は気恥ずかしいものですね。みなさんの気持ちも今回よくわかりました。今朝も、昨日の夜の残りの肉団子を入れた弁当を作りましたよ!
by naomiabe2020 | 2020-11-03 09:46 | ライターの仕事 | Comments(2)

フリーライター阿部直美のブログ。カメラマンの夫とともに、「お弁当」を追いかけて日本全国を旅しています。日々のちょっとしたことを綴るブログです。


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